幻想牢獄のカレイドスコープ 【レビュー/評価】 仲良し4人組がデスゲームでゲロカス吐き出す、そんなゲーム

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ゲーム

どうも、よもひろ(@YOMOHIRO_777)です。

「ひぐらしのなく頃に」「うみねこのなく頃に」の原作者、竜騎士07と「AIR」「CLANNAD」などの原画を務めた樋上いたるの2人が組んだ完全新作「幻想牢獄のカレイドスコープ」を遊び終わったので感想を書いていこうと思います。

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幻想牢獄のカレイドスコープ 感想

唐突に始まるデスゲーム

仲良し4人組の女子グループが不気味な部屋に閉じ込められて唐突にデスゲームを強制させられると言った内容。
プロローグで日常シーンも説明も描写もなく“仲良し4人組”や大まかな設定が説明されてデスゲームが開始するので唐突にゲームを開始した印象です。

いきなり仲良し4人組とか言われてもプレイヤー側からしたら「知らんがな」状態ですし、その上、仲違いや過去の恨みとか告白されてもプレイヤーは、最初から知ってる状態でゲームを開始するので驚きとかもなくゲームを進めることになるのは、勿体ないなぁ~と思いました。

デスゲームを見続ける作品

本作は、デスゲームから脱出する事が目的でもヒロインを救う訳でもなく単にヒロイン達の惨劇(ショートストーリー)を見続けるだけの作品です。
ADVだと選択肢でゲームに介入できる事は、ありますが本作でプレイヤーが出来ることは、ピエロと死刑囚、断罪者のカードを配るだけです。

ちなみにストーリー的に目的は、ヒロインの脱出でも救済でもありません。
何ならデスゲームを見続ける事が本作の目的と言うかメインの話になるのでプレイヤーが介入できる部分が少ない(殆どない)のは、問題ありません。

数パターンあるだけで1本道のシナリオ

プレイヤーがやれる事は、カードを配るだけでストーリーの内容は、ピエロと死刑囚の組み合わせで決まります。
同じ組み合わせは、選択できないので同じ話を何回も見る事もないので単純に読み進めるだけの1本道のADVです。

幻想牢獄のカレイドスコープ 総括(若干ネタバレ)

ストーリーは、「女子に幻想を抱いてるけどキレイに見える女子は、表に出さないだけで色んな感情(ゲロカスみたいな感情)を溜め込んでるよ!」と言った内容の作品。
別に今の時代、女子に幻想を抱く男もそこまで居ないと思いますし何なら「男の社会もそこまで単純じゃねーよ」と思えるそんな作品でした。

ヒロインを演じる声優さん達が声張って罵詈雑言のセリフを吐いてくれるので最後まで勢いで遊べましたが竜騎士07の過去作を見て期待してシナリオを楽しみにしてると肩透かしになりそう。