今も昔もゲームばかりやってるとゲームに影響されて暴力的になって犯罪を犯す人間になるとか言ってくる大人が多いですがゲームが原因で暴力的になるかどうかのデータは、出ているので紹介しておこうと思います。
ゲームと暴力事件発生率の関係性
2014年の話ですが米国ヴィラノヴァ大学とラトガース大学よりゲームと暴力事件の発生率に関する研究結果が発表されています。
ゲームで遊んでるとゲームに影響されて暴力的になって犯罪を犯すとか言う人もいますが研究結果(データ)を見て考えるとそうでもないんじゃないかな?っと…
ゲーム販売本数が急上昇している時期の事件の件数が比較的少ない
ゲーム販売本数が急上昇している時期に対して、同時期に発生した殺人/暴力事件の件数が比較的少ない例について触れています。このことから、ビッグタイトルが発売することにより犯罪率が減少しているのではと言った推察も導かれている模様です。
また、『Grand Theft Auto』や『Call of Duty』シリーズのリリースと犯罪発生率には一定の関係性も見られており、両シリーズ発売後には最大三ヶ月ほど犯罪率が低下する傾向にあることも伝えられています。
すごく噛み砕いて書くと「ゲームの販売本数が急上昇している時期は、事件件数が少ないよ!」とのこと。
この研究結果を見ると人気タイトルが発売されてる時期は、犯罪率が低下するのでゲーム=犯罪と結び付かないのでは?と思います。
どうしてもゲームを悪者にしたい人がいますが少なくとも研究結果では、ゲームが売れている時期の事件件数が少ないと出ています。
GTAとCoD発売後は、三ヶ月ほど犯罪率が低下
タイトル名指しで『Grand Theft Auto』や『Call of Duty』が発売された時の犯罪発生率が上げられてます。
両シリーズ発売後、最大三ヶ月ほど犯罪率が低下する傾向にあるみたいなので人気タイトル発売三ヶ月は、犯罪率が低下する模様。
ゲームのジャンルより長さが問題
2015年4月には、オックスフォード大学の調査で、暴力的なヴィデオゲームがほかの種類のゲームよりも幼い子どもたちの行動に悪影響を与えるとは考えにくいとされた。この調査は英国の小学生を対象に行われたもので、影響を与える可能性があると考えられるのは、ゲームの種類ではなく、ゲームをプレイする長さだと述べている。
オックスフォード大学の調査では、ゲームの種類(ジャンル)じゃなくてゲームをプレイする時間が影響を与える可能性があると述べています。
実際ゲームを長時間やる身なので擁護したい気持ちもありますが長時間やってるとメンタルがヘタってくるので長時間のゲームは、自分もあまりオススメしません。
と言うより、ゲームだけじゃなくて仕事でもそうですが長時間やってると精神的におかしくなってくると思いますけどね…
娯楽が多ければ犯罪率が下がるのでは?
あくまで個人的に思った事ですが販売本数が急上昇してる時期の犯罪率低下の結果を見ると夢中になれる娯楽が多ければその分、犯罪率が下がるんじゃないかな?と…
ゲームだけに限らず今より娯楽が少なかった時代のデータを見ると天と地ほどの差ですし…